ポートランド・ミュージックの今を体現するライブハウス”Mississippi Studios”│Weekend Session

Weekend Session / Travel Tag

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Weekend Sessionスタッフが海外に出向き、心地よい音楽が鳴る場所や、エモーショナルな匂いのする人、店に取材するシリーズ。

第二弾も、アメリカ・オレゴン州のポートランドから。北ポートランドの個性的なショップが集まるエリア、ミシシッピ通りにあるライブハウス“Mississippi Studios”。お話を伺ったのは、オペレーション・マネージャーのKyle Mortonさん。

“Mississippi Studios”は、元々は教会だった建物を改装して、2003年に音楽スタジオとしてオープンした。コンセプトは、「ミュージシャンにより運営される会場であること」。Kyleさんはじめ、オーナーやスタッフのほとんどがミュージシャンで、クリエイティビティに根差した地元ポートランドの音楽シーンを活性化させている。

併設された”Barbar”と呼ばれる飲食スペース兼BARでは、ハンバーガーセットが人気。木材を基調にした温かみのある屋内スペースや、個性的な壁画と沢山のパラソルが並んだ、広々とした屋外スペースは、ライブのない日中でも賑やか。（※2020年4月現在は、新型コロナウィルスの影響で、テイクアウトのみの営業。）

演奏されるライブは、地元ポートランドのバンドが多く、パンクバンドや、音響系のインディーバンドからアコースティック系のアーティストまで、ジャンルは多種多様。この場所を起点として、アメリカ全土やヨーロッパへワールドツアーを回るバンドも多い。
ポートランドでは、独立系の小さなライブハウスが多く、それぞれがオリジナリティを発揮しながらも、”街”として、アーティストを育てていこうという想いが強く、“Mississippi Studios”もそんな会場の一つ。
ポートランドの今の音楽シーンをキャッチするために、是非、足を運んで欲しい。